親との葛藤②・・・親が許せない

インナーペアレントとインナーチャイルド

私たちは、もちろん無意識にですが、いつも子どもの頃の両親を胸に抱いて生きています。

【インナーペアレント】と言われます。(お母さんは、インナーマザー)

耳にされたことは、ありますか?

また、同時に私たちは、傷ついたり、がまんしている子どもの自分も、心の中にいつも連れています。

この、子どもの自分については、【インナーチャイルド】と言います。

このインナーペアレントと、傷ついたりガマンしているインナーチャイルドが、心の中でせめぎ合って葛藤している状態が、苦しかったり辛い理由です。



親が許せないと感じるとき

親が憎い

親が許せない

親はバカだ

と、このように感じている時、他のカウンセリングを受けて、よくありがちなのは、「親を許しましょう。」とカウンセラーに言われたり、アドバイスされることだったりします。

でも、理屈や頭ではわかっていても、

それが出来ないからこそ余計に苦しくなる。

許すことができない自分をさらに責めてしまい辛くなる

という状態におちいってしまいます。

悩んでいる時は、感情や気持ちの面で、どうにもならないから悩みますよね?



こういう思いを持っているとき

こういう思いを持っているとき、心の奥深くには・・・

親に期待して、親を深く信頼を寄せていたのにもかかわらず、願いが叶うどころか裏切られて傷ついている子どもの辛い気持ち、深い悲しみや怖れの感情や、腹が立つなどという怒りの感情が隠されています。

これらの抑え込んだり、がまんしてしまっていたり、胸の奥にしまい込んでしまっていた未完了の気持ちや未消化の感情は、身体感覚として記憶されています。

カウンセリング(心理療法)では、それらの気持ちを、安心・安全なかたちで表に出してあげると、完了され消化されて消えて楽になっていきます。

そのうえで、子どもの頃の【捉え方】や【信じていた価値観】について、【大人の冷静な視点】から【新しい情報】を採り入れることによって、心の中の【親と子どもの関係性を変えて行く】ということをしていきます。

そうすると、親が憎かったり、許せないという気持ちは自然になくなり、親をバカだと、見下してしまう気持ちもなくなります。

もうそう思う必要が、なくなるからです。

心の中の両親と和解ができたということです。




あなたとあなたの大切な方が
いつもおしあわせでありますように。^^

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この記事を書いた人

江上 ユキ

江上 ユキ

《全国・海外オンライン、広島・東京対面》

イライラ、不安、自分を責める
意志の力では変えられない感情を根本解消!

心に安心感と自信、自由を取り戻す
親子関係解決カウンセリング

【親子問題と感情の専門家】
心理カウンセラー・セラピスト 江上ユキ