『親子関係修復カウンセリング』
心理カウンセラー 江上ユキです。
イライラや不安、罪悪感等の愛着障害、アダルトチルドレンのトラウマ感情をケアして、心に安心感とあたたかさ、自信を取り戻すカウンセリングをご提供しています。
わたくし江上、先日から身体の改善とメンテナンスのために整体院に通うことにしまして。
整体院の選び方もカウンセラーの選び方もまったく一緒だなと思ったので、今日はカウンセラーの選び方についてお伝えしたいと思います。
ちなみにですが、わたしが通うことにした整体院は、理学療法士さんがお一人で運営されています。
直接、そのご本人から施術を受けたいので、チェーン展開をしていたり、「その院の他の誰かが施術をします!」というところは選びませんでした。
コレはカウンセリングでもアルアルです。
わたしは、直接誰から施術やカウンセリングを受けるかをとても大事にしています。
心理カウンセラー(セラピスト)の選び方、ポイント1
★どういう手法や技法、知識を習得しているか
そのカウンセラー(セラピスト)が、どういう手法や療法、トラウマケアの方法、知識を習得しているかは大きなポイントです。
それと同時に、カウンセリングでどこを目指し、何をゴールや目的にしているのかは、そのカウンセラーの信条や理念によって違います。
それから、カウンセラー(セラピスト)が、何を大事にし、どんなことを優先して生きているのか。
このあたりの価値観が、自分にしっくり来るかどうかも重要になってきます。
そのカウンセラー(セラピスト)が発信しているホームページなり、ブログや動画などをよくよく見たり聴いたりして、人柄や自分の価値観や自分が大事にしているものにフィットしているのかどうか?
ここを、よくよく観察するとカウンセラーとの相性や認識のズレを防ぐことができ、信頼関係が築きやすいと思います。
もし仮に、どんなに有名で実績を出しているカウンセラーだったとしても。
あなたがとても信頼する人が勧めてくれたカウンセラーだったとしても。
ちゃんと自分の目で見たり、聞いたりして耳で聞いて確認したほうが、お互いのミスマッチが起こりにくくなります。
もしあなたが、何か違和感を感じたり、引っかかる点があるのであれば、その感覚はけっこう大事だと思います。
あっ、ちなみにですが、違和感を感じるのは、そのカウンセラーの問題ではありません。
相性の問題もありますし、今は、違和感を感じたとしても、後々になって「この人の言ってること、今ならしっくり来る」と思うこともよくあることです。
つまり、自分にとってその人が、今のタイミングではない、というだけのことです。
カウンセラー(セラピスト)の選び方、ポイント2
★カウンセラーが課題解決をしているかどうか
わたし自身、もう10年ほど、自分の心のメンテナンスとして月一回のペースでカウンセリングを受け続けていますが、カウンセラーを選ぶ際、外せないポイントがもう一つあります。
それは、そのカウンセラー自身が自分自身の課題解決に取り組むことに、今もどれだけ力を入れているかという点です。
今、カウンセラーという仕事をしているのは、過去に自分自身が生きづらさや苦しさを抱えていて救われた。
だから今、過去の自分と同じように悩んでいる人を救いたい。
こんなふうに思っているカウンセラーはとても多いと思います。
いっぽうで、過去からの自分の未解決の課題やトラウマの解決にあまり取り組まないままに、自分自身に大きな課題を残しながらカウンセラー活動している人もとても多いと感じます。
もし、カウンセラー自身が、未解決の課題や問題を抱えたままの場合、その未解決の課題や問題と同等以上のクライアントの悩みを
カウンセリングでサポートして解決するのは無理です。
なぜなら、カウンセラーやセラピストが、カウンセリング中に同じ問題を抱えているクライアントのトラウマ体験に過剰に反応してしまう。
逆に、身体感覚や感情、思考を抑圧しながら、強いストレスを内面に伴ってカウンセリングを行なうことになるからです。
カウンセラーがそのような心理状態では、
・クライアントの重要な感情をスルーしてしまう。
・クライアントを無意識にコントロールしようとする。
・適切な判断がしにくくなる。
・クライアントの心理状態を読み違え、カウンセリングがすべる。
・クライアントの悩みがなかなか解決しない。
・クライアントを依存させる。
などの弊害が起こります。
その結果、いつまでもなかなか問題が解決しない、などということになりかねません。
しかし、カウンセラーも一人の人間です
しかぁーしです!!カウンセラーも一人の人間です。
この世に、完ぺきな人間など一人もいませんし、完ぺきなカウンセラーもいません。
カウンセラー(セラピスト)もやはり一人の人間ですから、その人の人間味や人柄も合わせて選択できたらいいですね。
カウンセラーは、長年の経験を積めば積むほど、自分の心のより深い部分の課題に直面する機会が必ず出てきます。
そういう自分の課題に気づき、放置せず、その課題に真摯に取り組み続けている。
わたし自身がカウンセリングを受ける時は、そういう生き方や常に自分の少し前を歩いて背中を見せてくれているカウンセラーを選んでいます。
#つまり尊敬と信頼できる人
そして、わたし自身も誰かにとってそういうカウンセラー(セラピスト)でありたいと思っています。
私たちの心や身体が変化や変容していくには、ある程度、時間がかかるものです。
本質的な解決や望む生き方を手に入れるには、自分の内面に適切にコツコツと取り組むのが、遠回りにみえて結局、一番早いんです。
なので、わたしが『3か月で不登校が解決!』とか、『カウンセリング一回で人生が変わる!』とか、そういうことを謳うことはありません。
もし仮に、この話が受け入れられないとすれば、現時点でその方に、心理カウンセラー 江上ユキがお役に立てることはないでしょう。
心理カウンセラー 江上ユキが大事に考えていること
★カウンセラー 江上ユキとの相性について
クライアントとカウンセラーには、さまざまな関係性があると思いますが、そもそもクライアントとカウンセラーという前に、一人の人間です。
たとえ今までどんな過酷な環境に生まれて、どんな経験や体験をしてきてどんな人生だったとしても、その中で一生懸命、最善を尽くして生き延びてきたということは事実です。
お互いに、お互いの生き方や人生を尊重し、リスペクトし合える関係性がわたしの性には合っています。
どちらかいっぽうが相手のやり方や考え方、生き方を否定したり、批判したり、責めるなどといった関係性は、わたしは好きではありません。
どっちが上とか下とか、どちらが正しいとか間違ってるとか、そいう関係性も好きではありません。
陰で不平・不満を言うのも、わたしの性に合いません。
クライアントとカウンセラーは、対等な関係性。
目指す方向や観ている先を二人で共有しながら、でももし、何か間違ってしまったら、「ごめんなさい」と謝れる関係性。
コレは、わたし自身が、この逆の生き方を長年さんざんやってきていまして。
こういう関係性の辛さををよく知っているもので、こういう関係性のなかでは、信頼関係は生まれません。
こういうわたしの価値観に、あなたが安心感や信頼感を感じたり、しっくり来るとのであれば、きっと江上ユキのカウンセリングは、あなたのお役に立てることと思います。
最後に、こういうカウンセラーは要注意!
★こういうカウンセラーは、要注意です!
10年、カウンセリング(心理セラピー)を、8,400時間位続けていると、これまでの積み重ねの経験から、直観でこの方の悩みや苦しさの本質の原因は、このあたりにあるのだろうな、とおおよその見当がつくようになります。
それでも、見当はつくけれども、あくまで見当でしかありません。
なぜかと言うと、「クライアントさんご本人の中にしか真の答えは存在しない」からです。
どんな我慢したり、抑圧した本音や感情を持っているのか
どういう認めたくないことがあるのか
何を自分に禁止したり、制限しているのか
どうしたいのか
どうなりたいのか
どう生きたいのか
その答えはご本人しか持っていません。
つまり、誰しも
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自分の人生をどうにかできるのは、自分しかいません。
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だから、カウンセラーは、カウンセラーが持てるリソースをもってクライアントをサポートすることはできますが、決してカウンセラーが『クライアントの人生を何とかする』ことはできません。
あくまで人生の主役は、クライアントさんご自身であり、カウンセラー江上は、クライアントさんが運転する車のちょっと後ろに付いたサイドカーに乗っている、みたいなイメージです。
だから、逆に、「ああしろ、こうしろ」とクライアントの運転する車の助手席に乗って指示・命令したり、ハンドルを奪い運転しようとするカウンセラーがいるとしたら、それは、気をつけたほうがいいです。
他人の生き方の主導権を握り、答えをくれる(ように思える)カウンセラーと、答えを自分以外の人に求めるクライアントは、依存関係(共依存)になってしまう可能性大ですので。
他人に依存していると、自信や自分の力をどんどん失っていきます。
それでは人生は、ますます苦しくなるいっぽうです。
どんどん自分のことでいっぱいいっぱいになり、行き詰まってしまい、人を思いやったり、人に優しくする余裕もなくなっていくことでしょう。
なので、こういうカウンセラーは、避けたほうがいいです。
なんだかんだ書きましたが、今日の結論に続きます。
《結論》心理カウンセラー(心理セラピスト)の選び方
★心理カウンセラー(心理セラピスト)の選び方についての結論
カウンセラーが発信している内容をよくよく見たり聞いたりするとよい。
チェックポイントは、
・カウンセラーが問題解決をするための知識や技術、トラウマケアの方法を持っているかどうか
・カウンセラーが大事にしているものは何か?
・カウンセラーの信条、理念が自分の価値観にマッチしているか
※少しでも違和感を感じるところがあるならその直観を大事にしてみるといいかもしれません。
(今はその人ではない可能性が高い)
・カウンセラー自身が自分の課題解決に継続して取り組み続けているかどうか
・カウンセラーの人柄・人間性
ちょっと余談になりますが、今度、わたしが通う整体院で言われたことは、わたしがいつもクライアントさんにお伝えしている、お馴染みの言葉でした!(笑)
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自己流ではポイントを間違うので信頼できるプロに依頼すること
信頼関係が大事
適切な手段と方法でコツコツと継続して取り組むこと
あきらめないこと
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あなたが、心理カウンセラー(心理セラピスト)を選ぶ際の少しでも参考になれば幸いです。^^