人間関係が上手くいくコツとは?

こんにちは。

『親子関係修復カウンセリング』
心理カウンセラー  江上ユキです。


イライラや不安、罪悪感等の
愛着障害、アダルトチルドレンの
トラウマ感情をケアして
心に安心感とあたたかさ、自信を取り戻す
カウンセリングをご提供しています。


今日は、家族や親子関係、
仕事での人間関係等が上手くいかないと感じる時、
わたしたちに何が起こっているのかを
ご説明したいと思います。


カウンセリングでひも解いていくと
なぜ、その方のコミュニケーションが
上手くいかないかの理由がわかってきます。

 

育った家庭の人間関係は良好でしたか?

ちょっと振り返ってみて欲しいんです。

子どもの頃、
あなたとご両親は、どんな関係でしたか?

安心・安全であたたかいものでなかったり、

味方になってもらえなかったり、

親御さんが一方的で
気持ちを大事にしてもらえていなかったり、

両親が喧嘩ばかりしていて
家庭での居心地が悪かったり、

両親の夫婦関係の会話や
家族同士の会話があまりなかったり、

家庭内の夫婦関係や
コミュニケーションの取り方が
適切でなかったりすると…

人間関係が上手くいく
コミュニケーションの取り方を、
学習できないまま大人になってしまいます。

そうなると、
大人になってから築いている家庭でも、

そして外でも…

人と良好な関係性を築くことがむずかしくなってしまいます。

私たちは、子どもの頃に学習したコミュニケーションの取り方を今もしています。

私たちは誰しも、子どもの頃に学習した
コミュニケーションの取り方や
感情の感じ方、考え方のクセなど、

無意識のパターンを持って大人になり
何もしなければ、現在も繰り返しています。

育った家庭の人間関係が
あたたかく良好で
家族仲が良かった人は、

大人になっても人との関係性の中で
適切な距離感をもって、あたたかい
コミュニケーションを取る事が出来ますし、

無理のない良好な
人間関係を築くことが出来ます。

それがずっと自然で
あたり前のこととして育ってきたからです。

だから夫婦関係やお子さんとの関係等の
家庭内の人間関係も上手くいきますし、

家の外でのコミュニケーションも
無理なく自然に取ることができて、

概ね、人間関係は楽に上手く
いっているのではないでしょうか。

逆に、子どもの頃、

両親に話を聴いてもらえなかったり、
気持ちを否定されたり、
考えを受け止めてもらえない、

また、両親の夫婦仲に、
情緒的な暖かみが感じられなかったり、

関係が上手くいっていないと感じていて
家庭の中が子どもとって
安心・安全でなかった場合…

あんなに同じように
なりたくなかったはずなのに
すごく似てしまっている。

大人になってからの恋愛、夫婦関係、子育て、
仕事や職場の人間関係が上手くいかない。

無意識に子どもの頃に身に付けた
上手くいかないコミュニケーションの方法を
大人になっても取ってしまう
ということが起こってしまいます。

また、よくあるのは、

私たちは、たとえば
子どもの頃の両親に似ている人など、

馴染み深い感覚を持つ人に対して
同じような感情や感覚を繰り返します。

人間関係が上手くいくために必要なこと。

今、もしあなたが人間関係でお悩みだとしたら、

まずは、あなたが「素敵な人だな」と思う人の
捉え方や考え方、コミュニケーションの取り方を
観察して真似してみましょう。

それでも上手くいかないと感じる時は、

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

自分の正しさを相手に押し付けていないかどうか。

相手をジャッジしてしまっていないかどうか。

相手の話を聴かず、自分の言いたいことばかりを言ってしまっていないかどうか。

相手を否定したり、責めたりする気持ちがないかどうか。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

ということを、ぜひチェックしてみてくださいね。

で、もし、お心当たりがあるようでしたら、

子どもの頃、ご両親やまわりの大人に、

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

一方的に意見や気持ちを押しつけられて我慢していなかったか?

ジャッジされていなかったか?

自分の気持ちや意見は、聴いて受け止めてもらえていたか?

否定されたり、責められたりしていなかったか?

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

思い出してみてください。

その時の辛かった感情や
未完了の思いが残ったままの場合、

当時、嫌だったり傷ついていたはずなのに、

大人になった現在、
自分がされたことと同じようなやり方を
繰り返している可能性が高いのです。

ぜひ、過去のネガティブな感情をないことにしないで
感情を感じながら過去を振り返ってみてくださいね。

過去のネガティブな感情は、
自然に感じられると消化されていきます。

そうすると、無理をしなくても
自然に人間関係が上手くいくようになります。

人間関係においての
コミュニケーションが上手くいく最大の秘訣。

それは、

━━━━━━━

心に余裕を持てているかどうか。

相手に対して思いやりを持てているかどうか。

━━━━━━━

なのだと私は思います。

過去の未消化の感情が
適切に消化されると捉え方が変わります。

捉え方が変わると
自然にコミュニケーションの取り方も変わります。

そうなることで、
大切な人との関係性があたたかいものに変わります。

 

この記事を書いた人

江上 ユキ

江上 ユキ

幼少期のトラウマ感情を安心・安全にケアし、
愛着障害、アダルトチルドレン、摂食障害、
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『親子関係修復カウンセリング』

【親子問題と感情の専門家】
心理カウンセラー・セラピスト 江上ユキ