学習性無力感 | 私には無理というあきらめグセ

こんにちは。 

『親子関係修復カウンセリング』
心理カウンセラー  江上ユキです。

イライラや不安、罪悪感等の愛着障害、アダルトチルドレンのトラウマ感情をケアし、ありのままの自分にOKを出して心に安心感とあたたかさ、自信を取り戻すカウンセリングをご提供しています。

私には無理というあきらめグセ

あなたには、やりたいことや叶えたいことはありますか?

そして、それは叶っていますか?

もし、やりたいことや叶えたいことがあったとしても「私には、無理」、そう思ってあきらめたり後悔していることはないですか?

わたしの場合は、中学生ぐらいからそういうふうなあきらめグセを持っていました。

何かを決める際、色々と上手くいかないわるいことを想像して「やっぱり無理!そうなったら怖い」と諦めてしまうクセです。

たとえば、

何かをやってみたい挑戦したいと思う時、

・やりたいことを考えると、その時はテンションが上がるのに結局、行動に移さない。そのうちだんだんやりたい気持ちがしぼんでいくということを繰り返している。

・「もし、できなかったらどうしよう!」という思いが瞬時に湧いてきて、結局あきらめる。

・私には、出来る気がしないと思う。

・「あの人は、私と違って特別だから。」と思う。

・そもそも最初からあきらめている。

・夢自体がない。

・夢があっても現実に叶う気がしない。

・『ものごとが続かない』を繰り返している。

そんなことがないでしょうか?


このようなあきらめグセがある場合、「私には、無理!」という無意識の思い込み(ビリーフ)を持っている可能性が考えられます。

そして、そうなるのにも、やっぱりそうなる理由と原因があるんです。

もし、あなたがそうだとしてもけっしてダメだからそうなっているのではありません。

むしろ逆なんです。

こんな理由や原因が考えられます。

ちょっと想像してみて欲しいんです。

たとえば、幼い頃に、長期にわたってストレス回避困難な生育環境に置かれていた。

誰も助けてくれない。

どう訴えても親に伝わらないし味方になってくれない。

自分が欲しいものをあきらめ続けなければいけなかった。

子どもという立場で、どう自分ががんばっても解決できない親の問題を背負い無力感を感じた。

この辛い状況から脱出できない絶望を感じた。

お母さんやお父さんの役に立ちたい、喜ばせたいと子どもながらに努力したのに、親の問題を解決できず、親はいつも辛そうに見えて無力感を感じた。


もしこんな状況や環境に置かれ、こういう体験をしたとしたら子ども心に、

『私にはどうせ無理』
『何をやっても報われない』

そういう思い込みが無意識に刷り込まれたとしても無理はありません。



学習性無力感

心理セラピーを受けても、

「私は変わっていない(ような気がする)。」

「やっぱり、状況を変えることはできないかも。」
(江上から見ると着実に変わっている。)

「やっぱり、私にはどうせ無理!」

という気持ちが湧いてくることがあります。

そんな感覚が湧いてきたり、今までもそういう感覚を繰り返しているなら、それは、【学習性無力感】(学習性無力障害)かもしれません。

もしそのような感覚をお持ちなら、カウンセリングでまず最初にそこから解決していきましょう◎

自分で自分をあきらめない、自分で自分を見捨てない。

「自分で自分をあきらめない。」

そう決めるとき、きっと人生が明るい方向に拓けていくことでしょう。

同時にそれは、

『自分で自分や自分の人生を見捨てないということ』

だと、わたしは思います。


子どもの頃のあなたが、本当は喉から手が出るほど欲しくてたまらなかったもの。

けれども、あきらめざる得なかった絶望感、無念さや怖れの気持ち。


小さな子どもの頃のあなたの気持ちが置き去りにされていたからこそ、大人になったあなたがそれらの気持ちを無視しないで、子どものあなたの気持ちに大切に寄り添ってあげて欲しいんです。

大人のあなたが小さい子どものあなたの本当の気持ちを無視したり否定してしまったら、誰があなたの理解者や味方になるのでしょうか?

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安心感
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悩みを解決するためのファーストステップは、正しい知識を得ること

悩みを解決して楽になり、しあわせな人生を送るためには、まずは、正しい心の仕組みと知識を得ること(学び)が必要不可欠です。

そして、知ってるだけや、頭でわかっているだけでは、変わらないし、変わることができません。

『無意識の心と感情に取り組む』

これが本質的に問題を解決する方法です。

無意識の心と感情に取り組まないと、問題が表面上の解決にとどまり、結局、悩みや問題を繰り返したり長引かせることになります。

そのことは、誰よりわたし自身が痛いほど経験済みです。

わたしは、ここがわからなかったので、子どもの不登校が7年もの長期にわたって長引くこととなりました。

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やらないで後悔していることありませんか?

わたしたちは、子どもの頃に決断した数えきれないほどの【思考・感情・行動】のパターンを持ち、大人になってからもまるでパソコンに組み込まれている自動プログラムのように正確にそのパターンを繰り返しながら生きていきます。

子ども時代に育った家庭で、体験の中からそう学習した。

大人になってからその後の人生でも、どこかで自分の人生をあきらめるというパターンをずっと選択し続けている。

それってものすごくもったいないことだと思うのです。

もう今は、あの頃の親に保護されなければ生きていけなかった無力だった子どものあなたではありません。

いつからでも、何歳からでも私たちは変わることができます。

あなたには、ご自身の人生を生きる力があります!

 【自分の人生を選択しながら自分らしくしあわせに生きる】

そう決めるところから、新たな人生の一歩が始まります。

そのように決めたあなたを心を込めてサポートさせていただきます。

あなたとあなたの大切な方が、
いつもおしあわせでありますように(^^)/

それでは、またー!

この記事を書いた人

江上 ユキ

江上 ユキ

幼少期のトラウマ感情を安心・安全にケアし、
愛着障害、アダルトチルドレン、摂食障害、
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