震災、トラウマ体験による解離症状とケアについて

トラウマの「解離症状」とは

トラウマ体験により

心のキャパシティを超えるような大きなショックを受けた場合、

そのショックや苦しみを受け止めきれないと

心が凍りついたように固まって(フリーズして)しまいます。

  

「無表情になる」 

「ときどきボンヤリして上の空になる」 

「現実の出来事がドラマのシーンや夢の中のことのように思える」 

「怪我をしたのに痛みを感じない」 

などといった症状が現れることがあります。

 

これらを「解離症状」と言います。

 

 

トラウマの解離症状の具体的な症状とケア

 解離症状の具体的な症状としては、下記のようなことがあげられます。

・ 自分の心が身体から離れてしまったような感覚

・ 現実感や感情が失われ、何事も実感が涌かなくなる

・ 麻痺した、孤立した、または感情反応がないという主観的感覚

 ・ 自分の周囲に対する注意の減弱(例:ぼうっとしている)

 ・ 現実感消失

 ・ 離人症

 ・ 解離性健忘(外傷の重要な側面の想起不能)

  

 多くの場合、解離症状は一過性の症状として現れ、 

トラウマ体験からしばらく経つと、

「悲しみを急に感じる」

「行動する気力を一気に失う」

 などの症状が現れます。

 

 

また、解離症状は、

周囲からは精神的に安定して見えてしまうため


症状だとは気づかれずに

 「あの人は大丈夫だ」

 と誤解されやすいので注意が必要です。

 

本人は、感覚や感情が麻痺し、

判断力が鈍っている状態にあるため

「危険な状態にならないよう、身の安全を確保する」

「精神面を安定させ、PTSDの発症を防ぐ」等

まずは、周囲が解離症状に気づくこと。

そのうえで、医療やトラウマケアの出来る心理カウンセラーや心理セラピスト等の力を借りて、適切にトラウマのケアをすることが必要です。

この記事を書いた人

江上 ユキ

江上 ユキ

幼少期のトラウマ感情を安心・安全にケアし、
愛着障害、アダルトチルドレン、摂食障害、
お子さんの不登校の悩みを根本原因から解決!

心に安心感と自信、自由を取り戻す
『親子関係修復カウンセリング』

【親子問題と感情の専門家】
心理カウンセラー・セラピスト 江上ユキ