『親子関係修復カウンセリング』 心理カウンセラー 江上ユキです。
イライラや不安、罪悪感等の愛着障害、アダルトチルドレンのトラウマ感情をケアして、心に安心感とあたたかさ、自信を取り戻すカウンセリングをご提供しています。
一見ポジティブなストレス反応があります
トラウマ体験によって
引き起こされるストレス反応には
一見するとポジティブなものもあります。
小さい子どもさんをお持ちの親御さん、
災害などの現地で活動されている方々は、
勇気と行動力を発揮されている方々も
たくさんいらっしゃると思います。
たとえば、
・ 決断力が増す
・ 信念(信じ抜く力)が増す
・ 行動力が増す
・ 勇敢になる
・ 気力が充実し、やりがいが増す
・ 感覚が研ぎ澄まされる
震災や事故に関係して
現地で活動されている方々を支えているのは
ストレスを抱えながらも持つ
こうしたポジティブな気持ちです。
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ここで知っておいて欲しいのは
たとえポジティブな変化であったとしても
「トラウマ体験に対するストレス反応」
であることに変わりはなく
特に、震災のように
長期にわたって
がんばらなければならない状況が続く場合、
しばらく経ってから
「もうこれ以上がんばれない」
という状況になってしまったり(燃え尽き)
新たにネガティブなストレス反応が
現れ始める可能性があるということです。
特に、
医療関係者や警察、消防士、自衛隊、震災ボランティア、
心理カウンセラーやセラピスト等
人を助ける仕事に従事されている方々は要注意です。
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大人の場合
子どもや老人、病人、障がい者など
自分より弱い立場にある人の状態を
見逃さないように気を遣いながら
なおかつ、
元の生活への回復を目指すといった対応が
長期間にわたって求められます。
長期にわたって
がんばりを 続けなければならない状況に
置かれている場合、
自分へのストレスのかかり具合いや
無理の度合いに気づく
自分で自分のがんばり加減をコントロールしながら
ときには気分転換をしたり休養を取る
家族や信頼できる人たちと自分の体験や気持ちを共有する
など、しながら、
過度にストレスを溜め込まないようにすることが
何より大切です。
どうしても辛くなってしまった場合には、
病院の受診やカウンセリングを受けるなど、
心や身体の専門家に相談してください。