【ご質問】こんな時、どういう気持ちを解消すればいいのでしょうか?

下記の記事を読まれて、ご感想とご質問をいただきました。

ご本人のご了承をいただいてシェアさせていただきます。

その記事とは、
『大切な人との悩みを
解決するための重要ポイントとは?』
https://1egami-yuki.com/2020-4-28/

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記事を読んでいて、
今現在まさに私が嫌な思いをさせているな
と思いました。

夫と話ができなくなったり
話をするのをためらったり諦めたり…。

こうなったら矛先が
子供に向いてしまったりします。

いい状態な時は楽しく過ごせるのに、
なぜかこれを繰り返してしまうのです。

夫婦は写し鏡といいますよね、
嫌だなぁと思うことは自分がそうだから
気になってしまう…。

夫を見ているようで本当は父親なんですよね?

では、『どういう気持ちを持っていて
どんな気持ちを解消すればいいのか?』

よく解らないでいます。

(Kさん女性)

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Kさん、お便りありがとうございます。

だんなさんと話ができなくなったり、
話すことをためらったり、
諦めてしまったりしてしまう
ことがあるのですね。


たしかにそうなると、
ストレスがどんどん溜まっていくので、

お子さんにやつ当たりたくなったり、

だんなさんのグチをお子さんに言って
不満を解消したくなったり、

お子さんに言うふりをして
だんなさんにわざと
聞こえるようにしたり

ということを、

してしまうかもしれませんね。

あっ、これ以前の私です。^^;


Kさんは、今、ご自身が

そういうことを繰り返してきている
ということに既に気づかれています。

では、Kさんがご自身について
もう一歩、深められますように。^^

進めていきましょう。



・・
さてKさん、
ちょっと思い出してみてください。

話せる時もあるけれども、
上記のように話せないと感じる時もある。

では、話せなくなる時のパターンは、
どんなパターンでしょう?

たとえば、

Kさんがだんなさんに

お願いごとや頼みごとをしたい時、

自分の気持ちや考えを伝えようとする時、

だんなさんが聴いてない、無関心と感じる時、

否定されそうだと感じる時、

など、

いろいろな理由があると思いますが、
どういう時に言えなくなってしまいますか?

ここにも、いつも繰り返している
ご自身のパターンがあると思います。

いかがしょう???


そのうえで、

一人になれる静かな部屋があれば、
そこに場所を移してみてください。

『だんなさんと話ができなくなったり
話をするのをためらったり諦めたり…。』

そういう最近の場面に身を置いてみて、

目の前にだんなさんがいると想像
してみてください。
(可能であれば、目の前に
だんなさんに見立てた椅子を置いてみると
よりリアルに感じられます。)

その時のKさんの身体の感覚は、
どんな感じがするでしょう?

涙が出る

胸がもやもやする

胸がぎゅっとする

お腹が重くなる

肩や背中に力が入るなど

一つずつ丁寧にじっくり感じてみましょう。

涙や胸のもやもやや
ギュッとしている部分、

お腹の重さ、力の入った肩や背中等に
意識を向けてみて、

どんなことを感じているでしょう。

もし、それらに口があってしゃべるとしたら、
何てしゃべりたい感じがしますか?

悲しい、怖い、嫌だ!

順番に、口に出して言ってみて、
ピンとくる感情を探してみましょう。

ピンと来る言葉があったら、

それを目の前のだんなさん(椅子)に
口に出して伝えてみます。

そして、その理由も伝えてください。

たとえば、

「私は、悲しい。
私の気持ちを否定されそうで悲しい。」

「私は、怖い。
お願いをしたらバサッと切られそうで怖い。」

「私は、嫌だ。
無視されてるいるようで嫌だ。」

と、こういう感じです。

その時の身体の内側の感覚を
じっくり感じてみてくださいね。

この場合、そうなる理由や原因は、
大体3つ考えられます。

Kさんは、子どもの頃、

お母さんやお父さんに
Kさんの気持ちを優しく聴いてもらったり、

受け止めてもらっていた感じがしますか?




セルフカウンセリングのしかた

【ポイント1】お父さんとの関係性

心理セラピーで
悩みの原因を特定していくと、

だんなさんとの関係性に、
子どもの頃のお父さんとの関係を
重ね合わせているパターンは多いです。

ちょっと子どもの頃の
小さいKちゃんになったつもりで、
目の前にKちゃんの若いお父さんがいると
想像してみてください。

先ほどのだんなさんに対する
感覚や気持ちは、

子どもの頃のお父さんに対して
感じていた感覚と近い感覚でしょうか?

もし同じような感覚だとすれば、

お父さんとだんなさんを
投影している(重ね合わせている)と言えます。

【ポイント2】お母さんとの関係性

しかし、お父さんとの関係性の前に、

人間関係の土台は
お母さんとの関係性から作られます。

だんなさんに対する感覚は、

子どもの頃のお母さんに対して感じていた
感覚に近い感覚でしょうか?

もし近いようでしたら、
お母さまが原因と考えられます。

【ポイント3】Kさんの対応が、
Kさんのお母さま(お父さま)に
そっくりな場合。

子どもの頃に、

Kさんのお母さん(お父さん)
のやり方や感じ方、
捉え方を、
無意識にそのままそっくり

Kさんがコピーしている場合があります。

他に考えられるのは、

同居していたおじいちゃんや
おばあちゃんなどの

Kちゃんに影響力のある大人に対して
感じていた感覚だったりする場合も
あります。

聞かれてみていかがでしょうか?

子どもの頃の
悩みの原因となる人が見つかったら、

子どもの頃のKちゃんになったつもりで、

悲しい気持ちや、怖い気持ち、
嫌だ
という気持ちを、

その人に対して言葉にして伝え、
じっくり感情を感じてみましょう。

感情は自然に感じられると
感じられたぶん
楽になります。




・・

実生活への活かし方

ワークでKさんの本当の気持ちがわかったら、

その本音の気持ちをだんなさんに
伝えてみると良いかもしれませんね。

たとえば、
「私は、返事をしてもらえないと
何を考えているかわからなくて怖い。」

と、アイメッセージで伝えられると
相手にも適切に本意が伝わります。

ただ、無理したり、
がんばってやることでも
けっしてありません。

あまり上手くいかなかったり、

やっぱり抵抗感がある
と感じるようでしたら、

根本の原因から解決できる
深くて変化く戻らない
心理セラピーがおススメです。




いかがでしたでしょうか?

心理的ブレーキになっている
トラウマ感情がスッキリ解消されると、

だんなさんには
無理なく自然に気持ちや考えを
伝えられるようになり、

お互いに安心できる関係性を
築けるようになります。

ぜひ信頼できるプロの心理セラピストに
ご相談ください。


心を込めて丁寧にサポートさせていただきます。



あなたとあなたの大切な方が、
いつもおしあわせでありますように。



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この記事を書いた人

江上 ユキ

江上 ユキ

《全国・海外オンライン、広島・東京対面》

イライラ、不安、自分を責める
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親子関係解決カウンセリング

【親子問題と感情の専門家】
心理カウンセラー・セラピスト 江上ユキ